まず毎月見る数字を5つに絞る ― 月次数字の第一歩
クラウド会計やPOSを導入すると、たくさんの数字が自動で集まるようになります。ところが「数字が多すぎて、何を見ればいいか分からない」という声もよく聞きます。
最初の一歩は、毎月見る数字を5つ程度に絞ることです。
まずはこの5つから
| 数字 | 見るポイント |
|---|---|
| 売上 | 先月・前年同月と比べて増えたか、減ったか |
| 粗利(売上−原価) | 売上と同じ動きをしているか |
| 固定費 | 家賃・人件費・通信費などが急に増えていないか |
| 営業利益 | 本業で利益が出ているか |
| 月末の手元資金 | 通帳の残高が増えたか、減ったか |
業種によっては「客数」「客単価」「リピート率」などに置き換えても構いません。大切なのは、毎月同じ数字を、同じ形で並べることです。
1枚にまとめる
5つの数字を、月ごとに横に並べた表を1枚つくります。最初はエクセルでも手書きでも十分です。
続けていくと、「先月と比べて粗利だけ下がっている」「売上は増えたのに手元資金が減っている」といった変化に気づけるようになります。この「気づき」が、次のステップである差異確認の入口になります。
月次数字 → 差異確認 → 次の行動。最初の「月次数字」は、完璧さより続けやすさを優先しましょう。